仕事とは

気づいたら2021年ももう7月になりました。
毎回毎回更新をサボっているので、
書き出しが同じになるのをそろそろ辞めたいです。

今日は仕事について。
仕事って自分にとって何かわからなくなりました、最近。

根が職人タイプなので、コツコツ知識をつけて、仕事でアウトプットして自分の理想となる人になりたかった。
「仕事は自己実現のため」
この表現が1番しっくりきた。

やりたい仕事を見つけて、やりたい事をやってどんどん上を目指す世界が楽しかった。
だから、地元で早く結婚して辞めたくなるダラダラした仕事はしたくなかったし、惰性で続けてる仕事って何?って感じてた。

30目前にして、仕事だけどんどん高みを目指し続ける意味がわからなくなった。
仕事も大切だけど、早く帰ってパートナーとの時間も楽しみたいし、語学も身体づくりにも時間を割きたい。
今の職場で評価されるより、もっと自分を大切にして生きたい。30代はもっと自分にフォーカスを向けてのんびりと生きたい。そう思う事が増えた。これまでの私には微塵もなかった考えが出てくることにびっくりする。

仕事で高みを目指す以外にも大切なものが増えたのかもしれない。
仕事は自己実現の一つにすぎず、私は仕事以外の方法で自分を表現する事ができる事ができるようになったからなのか。

最近は、自分の好きなことをひっそりコツコツやるという職人タイプの人間なのに、経験を重ねるほど新人育成や組織の中での役割を求められる事が増えた。
まぁ正直に言うと、やりたくはないけど人間としてレベルはアップしそうなのでやってみた。
たしかに今まで見えなかったものや、人間としての豊かさは身についた気がする。
それと比例して、そのような役割を求められて、本来の自分の仕事へのキラキラとしたモチベーションが心のどこかで小さくなっているのを感じる。
高みを目指し続ける事が果たして仕事の意義なのだろうか。

「資格がある、手に職があるからこそいつでもその仕事には戻って来れる。だからこそ、他の仕事に安心して挑戦出来るんだよ。」
って私の憧れのお姉さんが教えてくれた。

目から鱗だった。

私の母は、
「資格があるからこそ、この仕事しかできない。」
と同じ道を目指そうとする私に話したから。
なんとなく呪いのようにこの言葉が、仕事に対する幅を狭めていた気がする。

(いろんな世界を見てみたい…)
そんな小さな心の種がうずうずしているのを最近感じる。

あとは、周りの友達が何人も適応障害になったことも影響していそうだ。

自分をおざなりにして仕事に打ち込むだけが全てではない。自分を大切にできる働き方を考えたいと思うようになった。

今の職場が嫌いかと言われると、嫌いではない。
スタッフ全員が奇跡的優しく、年数を重ねる度にこの人たちにまた会いたいから辞めたくないなと思う。
給料もまぁこんなもんかと思えるくらいには、十分に貰える。
仕事内容も嫌いではない。

でもそろそろ、自分のライフステージとはそぐわない違和感を感じている。
昔のままの私ならずーっと働き続けたいぴったりな場所。
今の私はもう少しペースを落として、自分の知らない自分に会ってみたい。
ライフスタイルを見越して生きてみたい。
違った働き方や、職種を求めているようだ。
それが何かはわからないので、2020年下半期ゆっくり思い出を作りながら見つけていきたい。

まとまらない文章だが、アウトプットしてスッキリした。
読んでくれている、人生の先輩達も似たような事を考えたであろうか?
同世代はまさしく揺れ動く人もおおいのではないか?

そんなかんじ、またね。

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